問い
私はエンジニア経験2年半で、まだ専門家とは呼べません。
それでも公開で書く意味はあるのでしょうか?
結論
あります。
むしろ「今この段階にいる人」にしか書けないことがあると信じています。
公開発信で得ている3つのもの
1. 理解の解像度が上がる
プライベートなメモならなんとなく分かったで済むけれど、人に読まれる前提で書くと、途端に「なぜそうなるのか」「前提は何か」を言語化する必要が出てきます。
IAM Identity Centerの記事を書こうとして「なぜOrganizationsが前提なんだっけ?」と立ち止まったことがあり、、書くこと自体が、理解を検証する仕組みになると感じました。
2. 「どう考える人か」が伝わる
転職意欲に関わらず、定期的にカジュアル面談は受けるようにしています。そこで気づいたのは、問われるのは「何を知っているか」だけではないということです。
問題にどうアプローチするか、何を大事にしているか。
Zennやnoteの発信を1年続けて、意外と面談の時に話題にしてくれていて嬉しかったです。
こういった発信は、「この人はどう考える人なんだろう」という理解の手がかりになると思います。だから重要。
3. 想定外の接点が生まれる
「自分もAWSコストで困ってます」「教員からエンジニアの話、もう少し聞きたい」、、記事を通じて、まだ出会っていない人との接点が生まれたり、誰かの参考になったらいいと考えています。
アクセス数はあまり気にせず、「あの人に読んでほしい」という思いでこれから書いていきたい。
「経験が浅い」は弱みか?
ベテランの方の技術記事は、「当たり前の前提」を省略しがちと聞いたことがあります。
一方で、学習過程にいる人が書く記事は、つまずきポイントや判断の迷いがリアルに残る。同じ段階にいる人にとっては、まさに救いになる場面もきっとあるはず。
情報の鮮度
宇宙防衛 × デジタルで活躍されている佐藤航陽さんがXで投稿していた内容が印象的です。
知識は完全に定着する前に外に吐き出しておいたほうが良い。自分にとって「常識」になると積極的に話したいモチベーションは消えるから。半熟ぐらいのタイミングがコンテンツに変えるには最適。
学びの過程を公開することは、情報の鮮度を保つためにも重要だと感じています。
同時に、考えも変わることがあるので、過去の発信に縛られすぎないことも大事だと思います。
まとめ:発信はますます重要
今後インターネットは人間だけでなくAIがクロールし、発信もするようになります。
そうなったとき、「この人はどう考える人なんだろう」という理解の手がかりになる発信は、ますます重要になるのではないかと感じています。
なるべく、AIに再生産されないような実体験や考えを発信していきたいと思います。
注意していること
- 継続する: まずは月1本以上・1年間続けることを目標にしています。
- レイヤーを分ける: 本サイト(Toshiki Notes)では判断と考え方を。Zennでは技術記事を気軽に。
- 守秘義務を守る: 抽象化した公開情報ならばOK。具体的な社内の話や詳細などは、許可がなければNG(ここは結構気を使う)
- 実務との接続: 「書くために書く」にならないようにしたい。実務の延長で発信していくイメージを目指します。